デンソー期間工 かに

デンソー期間工、かにの刺身に出会う

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デンソー期間工(期間従業員)になってから数か月経ったころ。

 

私は、前々から計画していたことを、ついに実行に移すことにしました。

 

その計画とは、かにを食べに行くこと。

 

「たかがカニを食べに行くくらいで計画なんて…」、そんな声が聞こえてきそうですが、当時の私にとっては本当にビッグイベントだったのです。

 

デンソーから給料が振り込まれた週の休日、私が真っ先に向かったのは東岡崎にある『かに本家』というカニ専門のお店でした。

 

デンソー西尾製作所の寮からだとバスで30分以上はかかる場所にあるのですが、「一度でいいから食べてみたい…」と思わせるメニューが、かに本家にはあったのです。

 

私の心を揺さぶったもの、それは『流氷かに造り』とよばれる、かにのお刺身でした。

 

かにの刺身なんて、よっぽど新鮮でなければ食べることができません。

 

しかも、一皿2千円ほどはする代物ですから、デンソー期間工になりたての私には、そうそう簡単に手が出せる料理ではなかったのです。

 

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かに本家に心を震わすデンソー期間工

期間工になる前の私はニートでした。

 

ニートだった頃は身体が働ける状態ではなかったとはいえ、いい年をしているにも関わらず実家に居座り続けるのは、とても肩身の狭い思いをしていました。

 

働いていなければ当然のようにお金は無いわけで、ファミレスに入店することはおろか、コンビニで缶コーヒーを買うことさえ躊躇していたほどです。

 

それがデンソーで期間工として働くことができ、ようやくまともに給料を稼ぐ状態になりました。

 

ですから、ちょっと場違いな雰囲気を感じつつも、かに本家に入店したときは、「ようやくここまで来れた…」という思いで一杯だったのです。

 

お目当ての刺身はもちろん、目に入るメニューを片っ端から注文し、次々とテーブルに運ばれるカニ料理を、とにかく一心不乱に食べ続けました。

 

余りにも美味しすぎるカニ料理。

 

こんなにも美味しいカニを一人で堪能することがもったいなく、お店に頼んで実家にもカニを配送してもらったほど。

 

実家に送ったカニは1万円ほどしましたが、「少なからずとも親孝行ができているのでは?」という思いから、私は幸せを感じていました。

 

デンソーで期間工をしてよかったと感じた瞬間でした。

 

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